解説

天牢で宋巍(そうぎ)と想いを確かめ合った呉玉琳(ごぎょくりん)だが、その裏で宋えき(そうえき)は枯井戸を拠点に本格的な謀反を決行する。爆薬を仕掛け、城門外にも兵を布陣して城を乗っ取る算段は万全に思われた。けれども、呉玉琳と宋巍は先手を打っており、いざ火を放った瞬間に計画が大きく狂い始める。最後まで自分の正義を信じる宋えきとの衝突は避けられず、城を揺るがす最終的な戦いが幕を開ける。果たして呉玉琳は小説の中から解き放たれ、現実世界へ戻ることができるのか…。改変された結末がどのような結末を招くのか、ついに明らかになる。
※宋えきの「えき」は異体字です。